幹部会議2023.10.18 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。
今回は、「幹部会議」についてです。
SHIPのクライアント企業の多くが、幹部会議を実施しています。
新たに、幹部会議を始めた企業もあります。
その前に、「会議」についてですが、皆さんは会議をどのように行なっていますか?
そもそも、毎月、会議を実施する必要はあるのでしょうか?
「これまでやってきたから・・・」という理由で会議をしているのであれば、やめたほうがいいでしょう。
会議を実施する目的は、以前とは同じではないからです。
もし、これまでやってきたという理由で、会議を継続している場合、その会議は「目的」を達成しているか、再度確認した方がいいと思います。
例えば、「情報共有」としての会議。
この会議を毎月15日に実施してるとします。
きっと、次の1ヶ月後の会議までに別の形で情報共有をしているはずです。
その場合、毎月15日の会議では、何を共有する必要があるでしょうか?
改めて共有する必要がなければ、会議を短縮するかやめてもいいと思いますし、また別の視点から、改めて共有しなければならない重要事項に絞ってもいいかもしれません。
毎月の会議に5人が1時間参加した場合、合計で5時間の業務時間を使っています。
1時間という時間で区切る必要もないので、45分とか30分で会議が終了すれば、会議時間も短縮されます。
僕は、基本的に、会議を短縮したいといつも考えています。
「会議をすることが目的となっている」状況が以前のSHIPにもあったからです。
なぜ会議を行うのか?
なぜ1時間必要なのか?
それは会議で話さないといけないのか?
・・・みたいな視点で会議の必要性を捉え、可能な限り会議を短縮していく。
言い換えれば、
「その上で実施する会議は、とても重要な会議のため必ず行わなければならない」
となります。
会議自体を常にブラッシュアップしていき、今の時代、会社の状況に合った会議に変えていく。
そうでなければ、「会議をすることが目的となって」しまいます。
さて、幹部会議です。
様々な企業が様々な会議を実施しています。
そのなかで、最も重要なポジションにある会議が「幹部会議」です。
会議をしていない企業があれば・・・
「幹部会議だけでも毎月実施した方がいいです」と僕は伝えます。
幹部会議を重要な会議とする理由は、経営者と幹部の頭の中にあるMINDの共有です。
経営者が今、何を考え、そして“これから”をどのように考えているか?
幹部が現場を見ながら、今、何を考え、そして“これから”の組織をどのように考えているか?
お互いの顔を見ながら、経営者と幹部が会議をする。
お互いの考えている事を共有する時間。
幹部が正しい判断をするためには、学ぶ必要もあります。
会計の知識や経営スキルなどの新しい知識を幹部会議で学ぶこともOKです。
そして、幹部が学ぶことは経営者にとっても必ずプラスになるはずです。
経営にいて、ボトムアップが必要なのであれば、会議にもボトムアップを取り入れなければなりません。
幹部会議やそのほかの会議について、その内容や手法を変えていく時期ではないでしょうか?
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次回のSHIPカレッジは、「時間管理はどうする?」です。
https://www.ship-ac.jp/seminar/1095.html