あり方2024.6.5 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。
現在、出版の最終準備をしています。
来月には出版予定なので、お楽しみに。
2020年6月に『5G ACCOUNTING 最速で利益10倍を目指す経営バイブル』をYKプランニングの岡本社長と出版いたしました。
AIを中心にこれからの「会計」はこうなっていくだろう・・という内容の本でした。
そして、2024年7月に続編となる会計の本を出版します。
今回も岡本社長との共著です。
やはり会計です。
僕の人生は「会計」とともにあるということですね。
岡本社長が代表を務める株式会社YKプランニングは、「bixid」を開発している山口県の会社になります。
現在、bixidは全国20,000社以上の企業、全国1,000以上の会計事務所が導入しています。
「bixid」とは、経営報告をビジュアルで表現し、鋭い現状分析から経営課題の解像度を高め、経営判断の“次の一手”を加速させる「経営支援クラウド」です。
https://bixid.net/
前回の出版から4年が経ちました。
SHIPでは、bixidをプラットホームにして、この4年間、多くの中小企業の支援を行ってきました。
なぜ、bixidによって、中小企業の業績は良くなるのだろう?
なぜ、bixidによって、SHIPの働き方は変わったのだろう?
なぜ、bixidによって、経営者や社員の意識は変わるのだろう?
なぜ、bixidによって、僕は会計がどんどん好きになっていくのだろう?
現在、税理士法人SHIPの黒字化率は、84%まで上昇してきました。
日本全国、我々と同様に黒字化支援を行っている会計事務所はたくさんあります。
僕も30代から中小企業支援をしてきたので、よくわかりますが世の中の黒字化支援の定義は、
「こうすれば、今よりも良くなるだろう」
「こうすれば、結果が出ると思いますよ」
というものです。
「こうすれば」には、テクニックが並んでいます。
もちろん、テクニックは重要です。
黒字化を実現していくテクニックによって、結果も出るでしょう。
この4年間、なぜ、なぜ・・・とずっと考えてきた時、「我々はテクニックではないんだ」に辿り着きました。
「あり方」です。
おそらく、「あり方」を真ん中に置いて支援している会計事務所はそんなに多くはないでしょう。
これも、僕の経験から言わせていただくと、「あり方」を伝え続けることは簡単ではありません。
黒字化支援のためのテクニックやノウハウを体系的に伝えていく方が簡単です。
ここに、会計事務所が企業を支援していく限界が存在します。
「あり方」とは、
・組織として何を理想とし、その理想を実現するためにどのような考え方を持つべきか
・社員は組織の中で成長し実現していった時、自分の人生を豊かにすることができるか
・経営者は、自分自身の理想を通じて、どれだけ周りの者たちを幸せにできるか
「あり方」とは本質、つまり根っこの部分ですね。
テクニックを追いかける日々だと、あらゆるシーンでブレてしまいます。
「あり方」を追いかける日々だと、小さなことに一喜一憂することはないでしょう。
SHIPとはそんな青臭い会計事務所です。
その結果、月次決算報告では「あり方」「豊か」「幸せ」みたいなキーワードがよく出てきます。
他から見たら、変わった会計事務所に見えるんだと思います。
「あり方」を伝える会計事務所が、日本で一番進化している経営支援クラウドbixidを推奨している。
ここにギャップがありませんか?
このギャップが、多くの中小企業を圧倒的な結果に導いています。
経営者がこれまでと次元が違う結果を出し、自信を持つようになる。
理想となる組織を社員もイメージし、いつも考えることで自分事になっていく。
そして、正しい「あり方」が根っこにあることで、変化した企業はその後も変化を続ける。
理想を追求し、考え方や行動が変わった時、bixidのビジュアルに変化が現れます。
その時、経営者や社員は「この考え方でいいんだ」と体感します。
僕は来年以後も、出版を継続していきます。
我々や周りの経営者が見ている「視界」を少しでも多くの中小企業や会計事務所の方々と共有したいと考えています。
必ず、日本の中小企業は変わります。
必ず、日本の会計事務所は変わります。
そのために、僕のこれからの時間も「会計」とともにあります。
次回のSHIPカレッジは、「自信を持つためには」です。
ぜひ、ご参加ください。
SHIPカレッジ申込みはこちらから
https://www.ship-ac.jp/seminar/1172.html