結果は原因である – 成果を導くプロセスを見直し、次のステップへ2024.10.23 株式会社クリエイティブアローズ 古川 智一

弊社クリエイティブアローズの期末が近づく中で、我々が手にしている結果は、これまでの行動やチームを導いてきたプロセスの積み重ねによって形作られたものです。良い結果もあれば、思いがけないミスや期待に届かなかった部分も含まれています。

本ブログでは、この期末を迎えるにあたり、これまでの反省と、来期に向けた新たな意気込みについて語りたいと思います。

 

成果はプロセスの積み重ね

我々はマーケティング、ブランディング、プロモーション事業を展開する中で、クライアントの期待を超える成果を提供し続けることを目指しています。そのためには、QCD(品質・コスト・納期)を向上させ、本質を見失わない強い当事者意識を持つことが不可欠です

私たちの現状を冷静に見つめると、目の前の結果は全て原因によって導かれたものです。
小さな成功も、ミスも、全てが日々の行動や決断の積み重ねです。マーケティングやブランディングのプロジェクトは、瞬時のひらめきやクリエイティブなインスピレーションだけで成功するわけではなく、チーム全体の努力と綿密なプロセスによって成り立っています。
 

例えば、プロジェクトの進行中に生じた「小さなエラー」が、最終的にはクライアントへの成果物に大きく影響を与えることがあります。その原因の一つは、曖昧なコミュニケーションや、明確な指示が欠けていたことです。私たちは常に「少しくらい大丈夫だろう」といった気持ちを抱きがちですが、その油断が積もり積もって、プロジェクト全体の質や納期に影響を与えかねません。 

私自身も、この期末に振り返り、多くのことを学びました。結果は原因の反映であり、どんなに小さなことでもプロジェクトに対する姿勢やチームの行動が影響を及ぼしているのです

 

下請け気質からの脱却

次に注目したいのは、私たちの業界における「下請け気質」からの脱却です。マーケティング、ブランディング、プロモーションの業界では、クライアントの要望に応えることがもちろん重要です。しかし、ただ依頼されたことを淡々とこなすだけでは、私たちの本来の力を発揮することができません。それは、クライアントのためにも、そして私たち自身の成長のためにも良くないと考えます。 

クライアントの求める結果を出すためには、ただの作業者であってはならないのです。私たちが目指すべきは、プロフェッショナルとしての当事者意識を持ち、提案から実行まで、全てのプロセスで主体的に動く姿勢です。クライアントに提案するスピードや質を向上させるためには、業務プロセスの見直しが必要です。 

弊社では(まだトライしている中ではありますが)定例の会議での進行スピードを上げ、会話の無駄を省き、すぐにアクションに移せるようなスタイルに変えました。
そして、メンバー全員が意思決定に参加し、各自が自分の役割に責任を持つ体制を整えることで、プロジェクト全体の進行がよりスムーズになりました

 

なる成長へ向けた取り組み

私たちが大切にしているのは、過去の結果を冷静に振り返り、その中で気づいた課題や改善点に対して、具体的なアクションを確実に実行していくことです。
私たちが求めるのは「スピード」だけではなく、スピードとともに「質」の向上を実現すること。そのために、
QCDの向上を目指し、これまで取り組んできた施策をさらに深化させていきます
これらの詳細については前回のブログでお話しましたので、ここでは省略させていただきますが、簡単にまとめると… 

 「ヒト」:若手メンバーのリーダーシップ育成に力を注ぎ、個々が前線で活躍できる環境づくりを進めます。 

「モノ」:リソースやツールの最適化により、業務プロセスを見直し、さらなる効率化を図ります。 

「カネ・コト」:コスト意識と時間管理を徹底し、限られたリソースを最大限に活用して成果を追求します。 

このような取り組みを通して、私たちは単なる作業者ではなく、プロフェッショナルとしての自覚を持ち、一人ひとりが責任ある行動を取ることを目指しています。
前述してきましたが、結果というのは、私たちの積み重ねた行動や決断の反映です。良い結果も悪い結果も、自分たちが生み出してきたもの。その事実を真摯に受け止め、次のステージに向けて準備を整える時が来ています。

これからも、チーム全員が一丸となり、さらに高い成果を目指して挑戦し続けます。大きな飛躍は一足飛びには実現しませんが、一歩ずつ、確実に歩みを進めていけば、必ず次の成長ステージにたどり着けると信じています

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

株式会社クリエイティブアローズ
取締役 古川 智一

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