子どもに読ませたい歯の絵本2024.11.12 入歯師 山崎 敦史
こんにちは、やまざき歯科クリニック院長の山崎です。
あなたのお家に小さなお子さんはいますか?
いなければ、甥っ子でも、お孫さんでも構いません。取引先のお子さんでもいいでしょう。
クリスマスプレゼントにいかがでしょうか?
お口の健康は小学校入学前に決まってしまうことがあります。
ぜひ、一緒に読んでみてください。
歯科医がすすめる、【歯の絵本】5選+α
当院でも、お子さんや親御さんへの啓蒙活動として絵本を置いています。
その中でも特にお子さんの反応のいいモノや、しっかりと伝えたいことが書いてあるものを厳選いたしました。
【ゆびたこ】
タイトルそのまんまの内容です。「指しゃぶりをしていると指だこができてしまうよ」といったお話です。
関西弁で繰り広げられるテンポの良いストーリーに、大人も子どもも引き込まれます。
指しゃぶりが治らないお子さんにどうぞ。
当院の患者さんで、この本を読んで本当に指しゃぶりが治った子がいます。
指しゃぶりは発育のために必要な行為ですが、歯が生えてきたら徐々に減らして、遅くても3歳までにはやめるようにしたいものです。
指しゃぶりを続けていると、口呼吸や嚥下障害を引きおこして歯並びを悪くする原因となります。
【むしばいっかのおひっこし】
虫歯菌目線で描写されています。
虫歯の家族がお口の中で生活するなかで、歯磨きや、歯医者さんから逃げ惑う様を楽しく描いています。
【はがぬけた】
はじめての歯の生え変わりは、子どもにとってはショッキングな出来事なようです。
「乳歯(子どもの歯)は抜けてもよくて、永久歯(大人の歯)は一生ものだから大事にしないと、入れ歯になっちゃうよ」といったお話です。
読み物としてではなくもう少し、知識を得たい場合は
【歯のはえかわりのなぞ】がおすすめです。
【たべてあげる】
【みがいてあげる】
自分の分身が登場するお話です。
好き嫌いをしていると・・・・・・
歯磨きをしないと・・・・・・
主人公のりょうたくんの運命は・・・・・・
シリーズ物のこの 2 冊を読むことで、食育と歯磨きの大事さの2つが楽しく学べます。
【もうじきたべられるぼく】
出荷されるうしの子どもが主人公のお話です。
日本は捕鯨で世界からたたかれていますが、「なぜ、牛ならいいのか?」に対して明確に答えられる人はいないと思います。
大人が読んでも、泣けます。うちの高校生の息子も泣いていました。
食育に収まらず、環境問題も含めヒトが生き続けることの罪深さを、考えさせられました。
大人から子どもまで、皆さんで読んでいただける本です。
この本のキャッチコピーの【読み終えたとき、きっと、あなたの「いただきます」が、変わります。】はウソではありません。
●入歯師 山崎 – 公式サイト
https://yamazaki-dp.com/
●やまざき歯科クリニック – 公式サイト
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●YouTube【やまシカちゃんねる】
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