プロもミスショットをしている。2023.1.10 株式会社FLAG 山森 亮
皆さん、明けましておめでとうございます。
SHIPアソシエイトパートナー、株式会社FLAG代表の山森です。
本年度もよろしくお願い申し上げます。
ゴルフやビジネスのシーンにおいて、常に“最高のパフォーマンスを求めるべき”というのは、理想だとは思いますが・・
実際、現役のプロゴルファーがどれ程完璧なショットをしていると思いますか?
現実は・・
プロゴルファーと言えども、1ラウンドで1、2回しか完璧なショットはしておりません。
要は殆どがミスショットをしているとも言えるのです。
この事はとても重要な事であり、完璧を求めすぎるあまりに自身に負荷をかけすぎてしまい“本来あるべき精神状態”を保てなくなるという事です。
僕が現役のプロの時に、マスターズにも出場した著名プロからこんな言葉を頂きました。
“70点のショットをいつでも出せる様に目指しなさい”
当時の僕は完璧を求めているばかりに、常にフルスイング、常にピンをデットに狙うゴルフをしており、この一言は競技に対する考え方を大きく変えていきました。
しかし現実は・・
いざ70点でいいと思っていても、軽く振ると緩んで大ダフリするなど、最初は全くうまくいきませんでした。しかし根気よく取り組んでいると、ある時からコースでの自分の癖がわかる様になり“70点打法”のコツが掴めてくる様になりました。
答えは、力感と重心のバランスでした。
具体的な話はとどめておきますが、ここでの大切な事は、ゴルフに対する目標をどこに設定するかが重要です。
僕の場合は“毎日一定のショットを出せる”事に注力いたしました。
ツアープロはほぼ毎日ラウンドしなければなりません。
昨日は100点今日は30点では勝負にならない世界です。この事はビジネスのシーンにも置き換えられる事です。
昨日は生産性が高く100点を出せた、今日は1日中何も手に付かなかったでは、組織の中では機能しないでしょう。
ビジネスシーンでの組織作りに対する考え方は三者三様ですが、組織のトップや管理職が毎日、目を見張り口煩く指示を出す現場では従業員は疲弊してしまい、70点を維持する事すら難しいでしょう。
能動的に動き、自ら課題を設定していける組織作りを行えば、日々の平均点が上がっていくのではないでしょうか?
常に完璧を目指す事は重要な事ですが、“レベルの高い70点”は更に組織を強くするはずです。
ビジネスもゴルフも「正しい目標設定」は重要な事です。
皆様はどんなマネジメントを行いますか?
FLAGでは、プロゴルファーのコース戦略からマインドにおける部分まで共有できるコミニティーです。
一泊二日のゴルフ旅では、コースが終わった後の会食があります。
経営者とプロが共感できる部分や、お互いに高められる部分が多くある事でしょう。
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