前を向く2023.6.28 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

「鈴木さんの悩みは何ですか?」

と聞かれた時に、回答に困ることがあります。
もちろん、僕にも悩みはあるんですが、悩みであって悩みではないからです。

僕は、今現在、ポジティブな性格です。
今現在・・・つまり、もともとの根っこの性格は「ポジティブ」ではありません。

ポジティブを長年振るまってきたら、思考がポジティブになってしまったということです。
僕自身の思考の癖づけです。

そして、「悩み」です。
これも、「悩みの種」を見つけた時に、自分自身の解決方法を知っているので、見つけた時点で、ある程度解決しています。

だから、いつまでも「悩み」のままになっていないんです。
「悩み」を解決する手を打って、そのまま解決するか次の「悩み」に発展するか、待つ・・そんな感じです。
ですので、定点で悩んでいることはありません。

よく言われることですが、ひとつの事象が起きた時に、その受け止め方は千差万別です。
誰に対しても、予期せぬ事象は向こうからやってきます。

「ああ、またか。ついてないな・・・」と受け取るか
「ん?困ったな。こうしておけば何とかなるかな?」と受け取ると同時に次に進むか。

上記のような受け止め方の違いで、前を向くことができるか、下を向いたまま今日を生きるか、変わってきます。

人間の脳のメモリには限界があるので、なるべくメモリを空っぽにしておいた方がいい。
常に前を向くために僕自身が意識していることです。

アンガーマネジメントはご存知ですか?

アンガーマネジメントとは、怒りやイライラといった負の感情を適切に管理し、健康的な方法で表現するためのスキルやテクニックのことを言います。
アンガーマネジメントの目的は、怒りを抑えつつ、自己コントロールや冷静な判断力を保ち、他の人や自分自身に対して害を与えることなく、建設的な解決策を見つけることです。

自分が怒りを感じる条件を知っておくと、怒りを生まないための対策が立てやすくなります。
自分自身がどういう時に怒りの感情を生むかを知ることで、その怒りを徐々にコントロールすることができるようになる・・・ということです。

世の中の変化のスピードが速いということは、それだけ「予期せぬ事象」が向こうからやってくる数も増えるということです。
暴風雨の中でいろんな物が自分に向かって飛んでくるイメージでしょうか?

仕事をしていると、自分の都合でイライラしている人を見かけます。
僕はSHIPのスタッフにも言っていますが、「イライラを顔を出す」ことは相手への“甘え”です。
「自分はこれだけイライラしているので、わかってください」と相手に伝えている。
その先に、解決はありません。

前を向くのも下を向くのも、自分自身です。
自分だけでなく、誰にでも嫌なことは起こります。

要は、その時の受け止め方で“今日が変わる”ということです。
「前を向く」ために感情をコントロールすることは、きっと出来るようになります。

無意識に「甘えている」ことを認識することから、始めてみてはどうでしょうか?

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