24時間働いて自分の時間をつくる!2021.3.12 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
24時間働くと言うと…ええ!と反感を買うと思う。
もちろん、24時間働くのは無理だと思う。
ただ、そんな時代が日本にもやってくる。
24時間働くのではなく、自分の時間軸で仕事をする時代だ。
現在、コロナの影響で自宅などでリモートワークをされてる方が多いと思う。
どうだろうか?
自宅のPCで仕事することと会社まで30分~1時間かけて通勤し仕事すること…
どちらが生産性が高いか?自分の仕事はどちらが捗るだろうか?
自宅での仕事やリモートワークをどんどんやって行こうという内容のブログではない。
日本人の働き方の『定義』が変わろうとしている。
これまでの当たり前が、当たり前ではなくなろうとしているという事。
ただ、当たり前に会社に通い、決まった時間で8時間勤務し、
成果が上がった下がったに関係なく、決まった給与を会社からもらう。
そんな時代が、この先の日本では続かないとしたら?
自分はどうやって働いてどうやって家族を養っていくかを考えなければならないと思う。
自分の給与は会社からもらう。
…のではなく、クライアントからもらうということ。
クライアントにサービスや商品を提供して、会社に利益が生まれる。
その利益から、個人個人の給与は支払われる。
会社はいつまでたっても、自分のモチベーションを上げてはくれない。
“生きる”ためのモチベーションはそもそも自分自身から出てくるものであり、
責任の所在をはき違えてはいけない。
モチベーションを持っている者が、仕事を通して自分のスキル上げるために組織はある。
だから仕事を楽しいと思える。
まずは、仕事を楽しいと思えるためのモチベーションを自分で作るべきだと思う。
決して、労働時間を増やす必要はない。
むしろ労働時間を自分でコントロールして、決められた成果を出す。
いきなりフリーランスになることはリスクが大きいが、“働く意識”は変わっていくはずだ。
会社に守ってもらう“働く意識”から、会社を守りクライアントに目を向けた“働く意識”への変化。
この変化に対応できる日本人と対応できない日本人が、ともに存在していく時代。
保育園児を育てている女性が、16時には仕事を切り上げて迎えに行く。
時短で働くことを余儀なく選択する。
しかし、仕事への意欲は人一倍持っていて、子供が寝静まった後か子供が起きる前であれば自宅仕事の時間を確保できる。
その時間でリモートワークが可能なのであれば、自宅で仕事をすればいいと思う。
結果的に、その女性の収入も変わってくるだろう。
“組織”とは何か?
“組織”は何のために必要か?
きっと、会社の定義も大きく変わってくるんだと思う。