自信を持つためにしなければならない事2022.8.3 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。
先日、200人ほどの前で登壇するセミナーがありました。
SHIPのスタッフに「講師やってみる?」と聞いたところ・・・
「やってみます!」という返事。
当日、ガチガチに緊張しながら、堂々とやり切りました!
「たいしたもんだな〜」と、私はその場にいて本当に感心しました。
スタッフ本人にとって、この出来事は必ず自信になります。
成長のスピードは、チャレンジの機会に比例します。
つまり、成長している人は、それだけ誰よりも”失敗”も経験しているという事です。
こういうケースの場合、多くの人は・・・
「まだ自信がないので無理です」
「いま、忙しくて時間がありません」
とやらない方向に自分自身を導いていくでしょう。
僕は、SHIPスタッフに強制することはしません。
今回も「やらない」と言ってきたら、受け入れるつもりでした。
しかし、本人は「やってみます!」と言ってきた。
現在のSHIPスタッフは、「やってみます!」精神を持っているスタッフが多いのも事実です。
人間は自分が属する環境によって、左右されます。
ポジティブな環境であれば、ポジティブな行動に誘導され
ネガティブな環境であれば、ネガティブな行動に誘導されます。
組織全体がポジティブな空気感になっていくことで、
そこに属する人間は成長し組織は成長していきます。
小さな成長の”一片”を自分で自覚した時に、自分のなかに「自信」が生まれます。
はじめから、自信などありません。
「自覚」をひとつひとつ積み上げていくことで、自信を持つことができます。
ポジティブな人とネガティブな人がいます。
人間は、基本はネガティブです。
ポジティブな人は、ポジティブを心掛けている人になります。
理由は「誰だって失敗したくない」からです。
もちろん私もそうですし、失敗を好んで選ぶ人はいないはずです。
だから、ネガティブというリスクヘッジで自分を守る。
「僕には無理です」
「どうせ自分なんか・・・」
と自分が失敗しない生き方を選んでいるということになります。
「鈴木さんは自信に満ち溢れていますね」とよく言われています。
そう見せているだけです。そう見えるように自分を演じています。
経営者である自分が自信のない姿を見せたら、SHIPスタッフは不安になります。
人間は100%ネガティブな生き物であると、私は思っています。
では、どうすればポジティブな意識に変わり、成長ラインに自分を置くことができるか?
まずは、自分を認めることだと思います。
自分自身の一番の理解者は自分であると認識することです。
カンペキな人はいませんので、自分の「できている」部分を自分自身で認めることが大切だと思います。
自信に満ち溢れているように見える人でも、内面は自信のない自分と戦っています。
そんなもんです。
「自分はまだまだだけど、この部分はできるようになってきた」と
自分で自分を認めることを繰り返していけば、自分のことを嫌いになることはないはずです。
「自分を好きな人」と「自分を嫌いな人」で成長スピードが違うことにも繋がります。
自分を”中心”に近くにいる人から、認めていく。
まずは、自分自身が認め、社内の仲間が認め、クライアントが認めていくようになります。
いろんな人から「ありがとう」「最近がんばってるね」と認めてもらう言葉によって、
自信を持てる自分自身に少しづつ変わっていくはずです。
まずは、自分を自分で認め、チャレンジするための勇気を持つ。
「失敗はするもんだ」と失敗を恐れず、一歩でも前に進む。
SHIPスタッフも、どんどんチャレンジしてどんどん失敗して・・・
成長している自分を好きになっていくはずです。
きっと、3年後のSHIPは他の会計事務所とは違う組織になっていると思いますよ。