本質の時代2022.12.15 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。
はい。12月です。今年1年ももうすぐ終わろうとしています。
今年を振り返ってみて、皆さんの1年はいかがだったでしょうか?
充実した1年だった・・。
思い通りにはいかなかった・・。
その思いは様々だと思います。
まず、僕自信を含め、僕の周りの方々は「充実した1年だった」と答える方が多いです。
◯か△か×かの判断は、自分軸から導かれます。
自分自身が「こういう1年を過ごしたい」と考え、目標や予定を組み
想定した通りに1年を過ごすことができたかどうか、という自分軸です。
自分の「ありたい姿」を想像し、自分自身をある程度コントロールできた方々は
「充実した1年だった」と答えるんだと思います。
わかりやすく言えば、365日を自分の足で歩いたか?・・・ということです。
さて、振り返ったときに、自分の周りにはどんな方がいましたか?
「類は友を呼ぶ」
自分の周りにいる人たちの言動が、「自分自身の鏡」だと言われます。
ポジティブな言動をしている人の周りには、ポジティブな人が集まり、
ネガティブな言動をしている人の周りには、ネガティブな人が集まる。
「社員の幸せをいつも考えている経営者」の周りには同様の経営者が集まり、
「自分の利益をいつも考えている経営者」の周りには同様の経営者が集まります。
言い訳や誰かのせいにしている人に会うと思います。
「その選択をしているのは自分自身ですよね?」・・・と。
全ては自分のなかに、軸があります。
誰と付き合い、時間を共有するか、自分が決めています。
誰と仕事をし、どんな仕事を選択するか、自分が決めています。
タイムマネジメントの根幹は、「誰とともに生きるか?」です。
SHIPの場合も、すべての企業やすべての経営者から支持されるわけではありません。
我々が選ばれ、我々も選んでいます。
仕事を通じてSHIPスタッフが成長し、
スタッフ1人1人がより良い人生を実現できる方々と
我々は仕事をしたいと考えています。
自分軸というのは、突き詰めていくと「本質」に辿り着ます。
パラダイムシフト、マインドセットなど、これらのキーワードも「本質」の表現を変えたものです。
「本質」とは、「決して欠くことの出来ない大事なもの」です。
自分自身の本質、家族の本質、組織の本質、社会の本質。
はっきり言うと、今の時代はまさに「本質」の時代だということです。
ピーター・ドラッカーも
「転換期にあって重要なことは、変わらざるもの、すなわち基本と原則を確認すること」
と言っています。
国や組織や個人が抱える様々な課題・問題点が、新型コロナウィルスにより露呈された。
この時代下において、過去のテクニックが通用しない世の中になってきていると考えた場合、
立ち戻るのは「本質」だということになります。
世代間ギャップによる、経験則やテクニックは大きく異なります。
しかし、「本質」に大きな違いはないはずです。
だからこそ、経営者やリーダーは、「本質」を発信していく意味があるのではないでしょうか?
12月になりました。
来年1年間、「決して欠くことの出来ない大事なもの」のために、
タイムマネジメントをゆっくりと考える時期ではないでしょうか?