21日間で習慣を味方につける2023.7.26 税理士法人SHIP 鈴木 克欣
皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。
新しい事を決断しスタートした時、21日間継続すれば「習慣」になると言われます。
3日坊主になってしまうケースの場合、最初から21日間続けるイメージで進めるといいらしいです。
ダイエットであれば、1日100グラムの減量で2.1キロになります。
読書であれば、1日10ページで210ページを読み終えることができます。
たとえば、僕が走り始めた時、継続できるにはどうしようか考えました。
そこで、「毎日10分走る」事を決めて、走り始めました。
毎日5キロ走ろう・・・と考えると、「雨が降ってるから」「睡眠不足だから」
というやらない言い訳が自然と出てきます。
「たった10分走るだけ」となると、自分の中で言い訳は出てこないものです。
21日継続した時には、普通に30分走れてたりします。
僕の周りで、結果を出してる人は、やっぱり「継続力」のある人です。
見方を変えれば、「習慣にすることができれば結果が出る」ということになります。
この考え方は、経営の面においても役立ちます。
SHIPに相談に来られる経営者の多くは、数字が苦手です。
もちろん、経営者にとって試算表を見て分析したり、目標を設定したりする数字のスキルは必要だと認識しています。
でも、数字が苦手な経営者が多いのも事実です。
そんな経営者に伝えているのが、
「毎日、10分間、試算表を見てください。」
です。
「習慣にすることができれば結果が出る」ことを知っているので、どうすれば経営者が数字と向き合うことができるか?・・の一つの手法になります。
SHIPの場合、経営支援システムbixidを導入していますので、「毎日、10分間、bixidを見てください。」と伝えています。
https://bixid.net/index.html
試算表の勘定科目がわからなくてもいい。
経営分析ができなくてもいい。
・・でも、毎日10分間、bixidは見続ける。
実は、ここにコツがあります。
”自然とやらない言い訳が出てくる”と先ほどお伝えしました。
人間は本能的に変化を拒むようになっています。
「新しい事を始めようとする自分」と「これまでと同じでいい自分」がぶつかってしまうんです。
ですから、「言い訳のできない領域」でスタートしてしまえばいいんです。
なんだかよくわからないけど、とりあえず10分間bixidを見てみよう。
色々考える前に、習慣の1歩をスタートさせてしまえば、ちゃんと結果はついてきます。
面白いことに、こんな流れでスタートした多くの経営者は、間違いなく変化します。
なぜ変化がわかるか?
僕にLINEで飛んでくる質問の”質”が変わってくるからです。
どんな事に気づき始め、どんな事を考えているか・・質問の内容でわかります。
半年もすると、自社の試算表を自分で分析し、決算に向けた「未来」の話にウェイトが大きくなっていきます。
そして、結果は後からついてきます。
「思考→行動→結果」と言われますが、
行動を習慣化させる思考が、結果につながるかどうかのポイントになるのではないでしょうか?
結果を出したい。
成功したい。
そのためには、「セルフコントロール」が必要不可欠になります。
自分自身の事をちゃんと理解し、
「意志が弱いんだよな・・」「こういうところが苦手なんだよな・・」
とわかった上で、どのように自分自身をコントロールしていくか。
「多くの人たちが習慣化できないから、自分もやらなくていい」と考える人はいないはずです。
継続している人たちのテクニックを知る事で、自分も出来るようになります。
「多くの企業が赤字だから自社も赤字でいい」と考える経営者はいないはずです。
毎期、継続して利益を出している経営者の思考や行動テクニックを知る事で、どんな企業も利益を実現できるはずです。
税理士として、20年間、さまざまなシステムを試したきた鈴木が「bixidはすごい」といろんなセミナーで伝えています。
そして、多くの赤字企業を1,000万円以上の利益が出る企業に変えてきました。
色々考える前に、bixidという習慣を味方につけてみてはいかがでしょうか?