パートナー2023.12.13 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

僕は、「会計事務所は企業のパートナーでありたい」と常々言ってきました。
25歳でこの業界に入り、いろんな企業、いろんな経営者の方々と仕事を伴にしてきました。

もうすぐ30年になります。
長いですね・・・。

たくさんの方から“学び”をもらって、成長させていただきました。
そして、今、僕自身が発信する側にいます。
SHIPの取り組みや鈴木の考えなどを多くの人に伝え、その方たちの役に立てたらいいな・・・と考えています。

皆さんにとって、パートナーは誰ですか?

僕にとっては、家族、SHIPスタッフ、クライアントがパートナーです。
パートナーの定義は明確であり、僕の時間はパートナーのためにあります。

「誰からも好かれたい」と誰しもが思うものです。
しかし、自分側からその「誰からも」にラインを引いたほうが結果的には、自分の時間を確保することができます。

そのラインがパートナーの領域になります。
家族と時間を共有する。
一緒に働く仲間と時間を共有する。
クライアントと時間を共有する。

パートナーが誰なのかを考えることで、自分の時間を誰と共有したいか・・・がはっきりと決まります。

僕の中でのパートナーの領域は明確なので、そのラインの向こう側の方にどのように思われても気にしません。
もしSHIPのスタッフを中傷する方がいたら、その方との付き合いは控えます。
瞬時にその判断が出来るとしたら、それはいつもパートナーの存在が頭の中にあるからだと思います。

1年間を通して、いろいろな方がSHIPに相談に来られます。
多くの経営者は、「相談者がいない」と言います。
実際、相談者がいなくて、孤独な状況の経営者も少なくありません。

残念ながら、顧問税理士や会計事務所スタッフが相談者ではないケースも多いです。
スタッフに本音を伝えることも勇気がいります。
そういう企業や経営者の方とSHIPはパートナーになるために存在してるんだと思います。
SHIPでは1社3人体制としているのも、上記の考えからです。

たとえば、家族が困っていたら相談に乗りますよね?
苦しんでいたら、変わってあげたいと思いますよね?

家族に向ける「その考え方」をパートナーにも持つ。
もちろん、優先順位は違います。優先順位があっていいんです。
ただ、「考え方」は基本的に同じ種類だと思います。

その考え方は“視座”です。

【視座】
特定の人に対する視座は、その人物を理解し、考察する際の観点や立場を指します。
個々の人物にはそれぞれの経験、信念、感情、価値観などがあり、その人物の背景や状況によって見え方や行動の理由が異なることがあります。
他人に対する視座を持つことは、その人物の状況や背景を考慮に入れ、その人の行動や意見を理解しようとすることを意味します。異なる視座を持つことで、他人の視点や立場を理解することができ、コミュニケーションや対人関係をより良くする手助けになることがあります。
他人に対する視座を持つためには、共感や寛容さ、他者への興味を持つことが重要です。
その人物の立場や状況を想像し、彼らの考えや行動の背景を理解するための努力が必要です。

家族の立場になって考える。
スタッフの立場になって考える。
クライアントの立場になって考える。

この考え方が「視座」です。
僕自身のパートナーに対する基本的な考え方は、「視座」が真ん中にあります。

「視座」を持って、自分の近くにいる人と接してみると、きっと周りの反応が変わっていくのではないでしょうか?

◆次回のSHIPカレッジは1月15日です・・・・・
第7回『モチベーションを上げる方法』
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