柳のようにしなやかに生きる2024.9.4 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

54歳になりました。
「いい年齢」になってきました、「いい年齢」とは、好きなことを好きと伝え、間違っていることを間違っていると伝えることができる、そんな年齢です。
「自分に正直に生きている」という実感のある年齢だと言えます。

日々、runをしたり泳ぎながら、今の自分自身のチェックをします。
「無理をしていないだろうか」
「自分のキャパ以上に頑張っていないだろうか」
「知らないうちにストレスを溜めていないだろうか」

そして、54歳になった時点で、この1年間を振り返ります。
別に100点を取る必要はない。
70点を平均して取れていれば、自分自身はまだまだ成長できます。
このギャップが、「自分らしく生きる」ゾーンだと僕は考えています。

株式投資で利回り20%を実現することよりも、継続して7、8%を実現していったほうが長期的に財産を形成するには有利です。
自分の成長スキルも複利と同じです。

「○○○しなければならない」といつも考えていると、自分らしさを失っていきます。
100点を取ろうとするから、「しなければならない」といつの間にか自分に“圧”をかける癖がついてしまう。
「○○○になったら、いいな・・」ぐらいがちょうどいい。
それでも、ちゃんと想定した通りに進んでいくもんです。

ここで、想定通り進むための「想定力」が求められます。

「想定力」とは、将来起こりうる状況や出来事を予測し、それに対して準備する能力のことを指します。
書籍「Deep Accounting」のなかの未来予測会計も「想定力」になります。
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想定力を磨くことで、問題が発生する前に対策を講じたり、新たなチャンスを見出したりすることができます。

「○○○であるべきだ」とした場合、想定の幅は限りなくゼロに近くなります。
突発的な事象に対応する隙間がない状態。
「○○○になるかも」とした場合、理想の結果を軸にして、周りに隙間がある状態になります。

そして、隙間を作りながらも、ちゃんと想定した通りの結果に近づいたかどうかを検証する。
いわゆる、モニタリングです。
こんなことを繰り返しながら、54歳になった時点で、1年間を振り返ります。

自分はちゃんと複利で成長しているだろうか?・・・と。

30代の時に、目標とする50代の経営者に言われたことを思い出しました。
「柳のようにしなやかに生きなさい」

大木ほど、ポキッと折れやすい。
柳は絶対に折れないよ。

これからの1年間も、しなやかに生きていこうと思います。

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