正解がない時代だからチャレンジできる!2025.1.8 税理士法人SHIP 鈴木 克欣

皆さん、こんにちは。
税理士法人SHIP代表の鈴木です。

明けましておめでとうございます。
2025年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年最初のブログになります。
2025年は、皆さんにとってどんな1年になるでしょうか?

前回のブログで、いまは、VUCA(ブーカ)の時代であると書きました。
VUCAとは、変化し(Volatility)不確実で(Uncertain)複雑(Complexity)、さらに曖昧=両義性がある(Ambiguity)現代の特徴を言い表す言葉です。

VUCA時代とは、物事の不確実性が高く、将来の予測が困難な状況です。
つまり、我々にとって、「正解がない」ということです。

2025年、正解がないなか、我々はどこに進んでいくのでしょうか?
きっと、今年も搾取が続いていくでしょう。
企業は個人から搾取し、国は国民から搾取し、外国は隣国から搾取する・・かもしれない。
まだまだ、そんな状態が続いていくような気がしています。

でも、少しづつですが、変わっていくものがあるのでは?・・とも思います。
だからこそ、そんな変化を俯瞰して見ていきたいと思います。
世の中のさまざまな声に流されないようにして、自分の中にある「価値観」の答え合わせをしていきたいと考えています。

僕の中にも、正解はありません。
正解がないからと言って、立ち止まっているつもりはありません。

逆です。
正解がないからこそ、チャレンジできる!・・と考えます。

不確実な世の中で、前に進もうとしたら、どうしますか?
僕の場合、「こうすればああなるかも」というストーリーをいくつか考えます。
このストーリーを考えることは習慣になっていますし、何よりもストーリーを組み立てるのが楽しいので、ああでもないこうでもない・・とつい考えてしまいます。
これが、「仮説」になります。

仮説思考とは「おそらくこうなるのではないか」と先回りして、予見しておく思考方法です。
具体的には、自分が今持っている知識と状況を照らし合わせて仮説(価値観に基づく自分の答え)を立て、その検証に必要な根拠を探しに行く思考方法です。

あくまで、仮説なので、その先の「答え」に過度な期待は持ちません。
大切なことは、途中経過である「おそらくこうなるのではないか」の検証に重点を置くということです。

もちろん、目標を定めることは重要です。
しかし、目標であるGOALに期待を持ちすぎると、ストレスが溜まったり、「どうして思った通りにいかないんだ」と悩む時間が増えて結果的に軌道修正が遅れてしまいます。

簡単に正解が見つからないこそ、結果には過度な期待を持たない。
この思考が今の時代に合ってると思います。

だからと言って、ゆるく仮説を立てる・・・というのも違います。
ストイックになる部分は、仮説を組み立てるプロセスです。
このプロセスこそ、それぞれの価値観であったり、世の中への抵抗が影響する筈です。

ストイックに仮説を立てる。
社員やクライアントのために・・・誰かの成果につながるために仮説を立てる。
これから変化していくであろう、世の中の価値観を先回りして仮説を立てる。
そして、そのプロセスを深く考え妥協せずに、あらゆるプロセスを組み立てる。
そして、結果に一喜一憂せずに、起きた事象として冷静に受け止める。
結果に過度な期待は持たない。

どの時点でも、自分のなかには軸となる価値観(未来への予測)があります。
どの時点でも、組織のなかには達成したい価値観(マルチステークホルダーの実現)があります。

眉間にシワを寄せて考えても、面白くありません。
それぞれの価値観を楽しみながら、追いかけてみてはどうでしょうか?

今年1年、SHIPブログのスタートです!
2025年もSHIPは、企業の黒字化実現のために挑戦します!

■次回のSHIPカレッジは、「これからの時代の給与の考え方とは?」です。
ぜひ、ご参加ください。
SHIPカレッジ申込みはこちらから
https://www.ship-ac.jp/seminar/1434.html

■定期的にメルマガを配信してます。
メルマガ登録はこちら

■2024/7/30出版 書籍『Deep Accounting』

関連するBLOG

ContactContact弊社へのご質問・お問い合わせはこちらから