知ることからはじめよう2022.1.26 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文

皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの乳井です。
突然ですが、皆さんが経営されている飲食店や小売業で、成長のための新たな一手を検討する際に、どのような事からはじめていますか?過去の経験値や成功体験、自分自身の嗅覚や勘だよりになっていませんか?勿論それはそれで否定するつもりはありませんが、これだけ変化と変数要素に囲まれた時代に、その方法論だけではリスクが高いと思うのです。そこで今日は、新しい事業やサービスを生み出す時、または企業内の課題解決を目指す時に、是非とも実践して貰いたい事のお話です。

難しい事は何もありません。
きっと皆さんも既に取り組んでいると思いますし、目新しい事は何一つありません。
それは、「とにかく知る」という事です。

皆さんは自分の企業の事を本当に知っていますか?
例えば、週に1度は足を運んでくださるお客様があなたの事をどう思っているのか?
例えば、月に1度しか足を運んでくれないお客様があなたの事をどう思っているのか?
例えば、1度は足を運んでくれはしたが、それっきりのお客様があなたの事をどう思っているのか?
例えば、あなたの事を知ってはいるが、足を運んでくれない方がどう思っているのか?
例えば、競合他社から、あなたの事はどう見えているのか?
例えば、あなたの企業は地域社会からどう思われているか?
例えば、あなたの従業員はあなたの事をどう思っているのか?
例えば、初めて来店されるお客様はどうして来て下さったのか?・・・・・
挙げればきりがありませんが、意外にも知っているようで知らない事の方が多いはずです。
でも実は、こういった部分にビジネスのヒントが隠れていたり、それがきっかけで新しいアイデアが生まれたりするものです。

例えば、私は企業ブランディングや、広告/PR分野において、分析/企画/デザイン/新たな取組を実装する事でその成長支援を生業にしています。全てのプロジェクトに共通して言える事は、とにかく知り尽くす事から始めている、という事です。
クライアント企業の事、お客様の事、そして競合各社の事、社会情勢、世の中的なトレンドや関心事、社会課題等、その企業を中心に調べ、分析する事から始めます。
こんな話をすると、「結構面倒ですね。」という声が聞こえてきそうです。
しかし、決してそんな事はありません。

まずは、
「昨年こういうやり方で成功したから、今年もやってみよう。」
「競合他社が最近SNSに力を入れているらしいから自分たちもやってみよう。」
「デジタルの集客施策が効くらしいし、重要らしいので取り組んでみよう。」
この考え方をやめるだけです。

そして前提条件を変えるだけです。
「何故昨年は成功したのか?」
「SNSは何故自社にとって重要と考えるのか?」
「リアルな取り組みの何が良くないのか?」

今までは、中小企業、特に小規模事業者であればあるほど、代表の考えや行動によって結果が蓄積され、成長してこれたのだと思いますが、今の時代はそんな事はありません。
是非、社員全員で考えて欲しいのです。
若いアルバイトの女性から、管理職、経営陣まで一緒になって考えて貰いたいのです。
勿論、最終決定を下すのは代表の仕事であり、責任です。
そう考えると、右腕となるプロジェクトリーダーが必要となるかも知れません。
その取組で、社員一人ひとりの仕事に対する意義や想いが高まり、自分ごととして取り組みだしてくれたら大成功です。
沢山の世代を超えたアイデアや、他社が取り組む情報が集まる事でしょう。
さらにそれらが新たなアイデアを生み出し、企業の新しい希望となるかも知れません。

企業の代表は多忙です。
全てを一人で悩み、方針を定める必要はありませんし、そこにプライドを持つ必要性はそんなに高く無い時代に突入していると思います。
より多くの課題を引き出し、知恵を集め、分析し、組み合わせて新しいアイデアを生み出す。
これからは、そういう風な企業カルチャーを生み出せる代表が率いる企業が伸びていくのでは無いかと考えます。

企業PRやプロモーションに課題感がある代表の方は、是非SHIPの鈴木先生まで相談してください。
オンラインで雑談をする事で、新しい成長が始まるかもしれません。

株式会社クリイエティブアローズ
https://www.creative-arrows.co.jp

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