メッセージ2024.9.25 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文

皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの乳井です。
経営の世界では、会社のパーパス(存在理由)、ミッション(使命)、ビジョン(将来像)、そしてバリュー(価値観)が企業文化の核となることはご存じの方も多いと思います。これらを時代と共に進化させ、アップデートすることは、企業が持続的に成長し続けるために必要な取り組みです。
今回は、これらの要素を見直し、アップデートする際の重要ポイントを紹介したいと思います。
 

パーパスの明確化
企業の「なぜ」、つまり存在理由を明確にすることがスタートラインです。パーパスは社員が情熱を持って取り組めるよう、企業の核となる価値を示すものであるべきです。パーパスが明確であればあるほど、社員は自身の仕事に誇りを持ち、モチベーションを保つことができます。

ミッションの具体性
ミッションは企業の目標を具体的に述べたもので、社員や顧客に対して私たちが何を成し遂げようとしているかを明確に伝えます。効果的なミッションは、日々の業務における意思決定の指針となります。

ビジョンの魅力
将来の企業像を描くビジョンは、ミッションを達成した先にある理想の状態です。ビジョンは刺激的であり、社内外に対して大きな期待感をもたらすものでなければなりません。スタッフがビジョンに共感し、それに向かって努力することが重要です

バリューの共有
企業のバリューは、社員が共有する行動基準や倫理観を形成します。これにより、一貫した品質と行動が保証され、顧客からの信頼を得ることができます。バリューは常に社内外の状況を反映したものでなければならず、定期的な見直しが求められます。

パーパス、ミッション、ビジョン、バリューのアップデートは、組織の生命線とも言えます。これらを適切に管理し、時代に合わせて進化させることで、企業は持続的に成長し、市場での競争力を維持することができます。

ではそのメッセージはどのように検討すべきでしょうか。実は多くのケースで最も時間を費やす傾向が高いのが言葉のデザインなのです。同じメッセージでも、言葉選びや文章のデザインによって、メッセージ性の強さや分かり易さ等が大きく変化するからです。
そこで弊社では、経営者の頭にあるイメージを言語化するために壁打ち役を務めています。

 

|私たちが壁打ち役として行っていること|

1. コアメッセージの明確化
・パーパス、ミッション、ビジョンの策定支援:経営者が自社の根本的な価値や目標を言語化し、社内外に伝えるためのコアメッセージを一緒に作り上げます。
・ブランドストーリーの構築:企業の歴史や文化、アイデンティティを物語として形成し、共感を呼び起こすストーリーテリングを支援します。

2. コミュニケーション戦略の策定
・内外向けのコミュニケーション計画:経営者が意図するメッセージを効果的に伝えるための戦略的なコミュニケーションプランを立案します。
・リーダーシップコミュニケーションの強化:経営者のリーダーシップを発揮するための言葉選びやプレゼンテーションスキルの向上を促進します。

3. 言葉を通じた影響力の拡大
・ステークホルダーへの影響力の行使:株主、顧客、従業員など、異なるステークホルダーに対してカスタマイズされたメッセージを提供し、ポジティブな影響を与える方法をサポートします。
・危機管理のためのコミュニケーション:危機発生時の対応として、適切な言葉選びとタイミングでのコミュニケーションを行う支援を行います。

4. エンゲージメントの促進
・動機づけとインスピレーション:言葉を通じて社員や顧客の動機付けを行い、新たなイニシアティブやプロジェクトへの熱量を高めます。
・文化と価値観の共有:企業の文化や価値観を体現する言葉を用いて、組織全体の一体感を醸成します。
 

これらの支援を通じて、クライアント経営者の壁打ち役として言葉創りを行うことで、経営者がより効果的に組織をリードし、企業の目標達成に貢献することができるよう支援しています。

例えば、今回のようなテーマだけではなく、「講演会でのプレゼンテーション内容をどうすれば良いか?」「全社員集会で自社ブランドについてどう伝えたら良いのか?」「代表者のSNSはどのように運用したら良いか?」等々、ご依頼の内容は多岐に渡ります。
 

あらためて、自社のメッセージを考えてみる。世代を超えて若いスタッフを招き入れ、共に冒険し、成長し、企業として長く存続するためにも重要な取り組みである事は理解いただけたかと思います。ご興味のある方は、是非SHIPの鈴木先生までお気軽にご相談ください。

株式会社クリエイティブアローズ
代表取締役 乳井 俊文

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