サッカーを観て考えてみた、勝利のこと2022.12.21 株式会社クリエイティブアローズ 乳井 俊文
皆さん、こんにちは。SHIPアソシエイトパートナー、株式会社クリイエティブアローズの乳井です。
サッカーワールドカップ2022で世界の強豪を撃破し、グループリーグ首位通過を決めた日本代表。惜しくもPKで敗れた決勝トーナメント1回戦。最後まで諦めない、その姿勢に多くの方が感動と勇気を貰ったのではないでしょうか。私も多くの気づきと勇気を貰いました!ありがとう、サッカー日本代表!
という事で、今回はこのテーマをビジネスに置き換えて話してみたいと思います。
「ビジネスの勝利はどこにあるのか?!」
ビジネスにおいて、スポーツやゲームのように明確な勝ち負けはありません。しかし、経営者自身がどう捉えるかで様々な答えが出てきそうな気がします。売上なのか?利益なのか?規模なのか?収益性なのか・・・。経営者のキャラクターによって拘るポイントが異なると思います。単純に勝ち負けを決めるのであれば、明確な指標である売上や利益なのでしょう。しかし、私は違う視点を持つことも必要だと考えています。何故ならば、大企業も中小企業も創業者の強い想いや志によって生まれたはず、と考えるからです。自分を犠牲にしてまでリスクを恐れず、創業に飛び込んだ事実があるからです。その想いや志を数字だけで判断してしまって良いのでしょうか?
創業には、様々なケースがあると思います。
・学生時代に得た成功体験からの創業。
・若気の至りで、何となく勢いとノリでの創業。
・所属企業への不満からの独立。
・両親の他界による跡継ぎ。
カタチや動機は違っていても、そこにはきっと、何かしらの想いや志があったはずです。そうでなければ創業は出来ても、継続は難しいでしょう。
多くの場合、企業にはMVV(ミッション/ビジョン/ヴァリュー)があると思います。一つの考え方として、ミッションの達成度合が分かり易いと私は考えています。
事業活動を通して、介在する人々の人生にどういった好影響を与えてきたか?また、その結果企業内の雰囲気や革新性、生産性はどの程度前進したか?社会にどのような影響を及ぼし、多くの人々を動かしたか?企業の評判は好転したか?それらは、ビジョン達成へ向けてブレなく前進出来たか?
企業活動を通じて得る対価は、ユーザーの「共感」であると捉えたときに、その企業の価値は「共感の総量」といえます。私の考えるビジネスでの勝利は、この「共感の総量」が想定を超えた瞬間です。つまり、「企業の評判」が一人歩きし、好循環の連鎖が生まれ、多方面から相談が舞い込んでくる事になります。皆さんが新規事業や企業課題解決を何とか成功させて欲しい、心からそう願われ、信頼され、頼ってくださる時。そこで初めて経営者として、私自身や会社の存在意義を感じる事が出来ます。起業して良かった、間違っていなかった。心からワクワクする人生最良の瞬間です。
「好きなことで、生きていく」
2014年を境に社会現象となったYOUTUBER。当時、YOUTUBEが国内で初めて放映したTVCFのメッセージです。経営者をはじめ、関連する人々が心からそう思えるビジネス環境。その実現こそが「ビジネスの勝利」に最も近いのかも知れません。
売上や利益は勿論とても大事な要素です。しかし、それだけに偏ってしまう事は残念です。何故なら、企業としての存在意義、つまり語れない薄さが見え隠れするからです。
世代がアップデートされ、本質価値が求められる時代にきっと対応し辛くなるでしょう。
私の周りにこういう方がいます。
最近、新規事業を立ち上げ大成功されている経営者です。もともと多角経営の企業で積極的に時代を先読みし、先手先手で投資を繰り返し、どの事業でも成功されている方です。最近では講演会に引っ張りだこで、とても忙しく活動されている方です。私は事業パートナーとして、事業開発や商品開発の支援、ブランディング、PR/AD、広報領域のコンサルティングとして参画しています。そんな彼が「ビジネスの勝利」について触れた事がありました。
ご興味がある方は是非ご覧ください。
●CRAZY DAYS Vol.1 水口清人 篇
シンガーソングライターの坂本サトルが贈る のYouTube番組企画「CRAZY DAYS」が始動!夢中で音楽を生み出してきた坂本サトルが、同じく夢中になって輝く人と出会い、その魅力と真相に迫るドキュメンタリー番組。
https://youtu.be/F3ILdgqqfI4
企業として、経営者として、どうやって「共感」を生みだしていくのか。
興味のある方は是非SHIPの鈴木先生までご相談ください。
株式会社クリイエティブアローズ
https://www.creative-arrows.co.jp