こんにちは、小川です。平成最後の小川ブログは何の変哲もなくいつも通りお届けします。

さて、仕事のみならず日常生活でもよく出くわすのが、
「そういうルールになっています」「ウチは昔からそのやり方なんです」「そうやるように教えられました」というフレーズ。このフレーズが出てくるケースとしては何かしらの問題が起きた時によく聞きます。
今までに定められたルールややり方は基本的には守るべきものなので、それを遵守しようとする姿勢は良いことです。ただ、このフレーズを聞いたときに、「そうか、それなら仕方ないな」と素直に受け止められる方は少数派ではないでしょうか?少なくとも私は素直に受け止められずに釈然としない気持ちになります。

そこで次の言葉を出すことになります。「そういうルールがあるのはわかりました。ところで、なぜそのようなルールが必要なのですか?そのルールを守ることでどういう効果があるのですか?」

ルールややり方はその理由や期待効果があって定められるものです。なので、それを知ることができれば納得感や理解度が高まり、その後の行動も効率的になると思います。
ただ、上記3つのフレーズを多発する方から理由や効果を聞いても十中八九出てこない。

そうなんです、理由や効果がわかっていれば最初からその説明付きで言葉が出てくるはずなんです、「○○ということがあって、再発防止のために〇〇〇というやり方にしようとなったので、そういうルールになっています」というように。出てこないということは、何のためにやるのかという目的を理解せずにルールややり方を運用しているということですね。これがいわゆる、「手段の目的化」。

再発防止という目的のために始めたはずなのに、いつの間にかそのやり方を遵守することが目的になる、よくある話です。そのような真の目的を理解せずに行動している方がその組織に貢献できているのか?足を引っ張っているのか?想像つきますね。そして、こういう考え方が蔓延している組織だと、どういう組織になるか。今まで通りのことをやっていればいいという保守的で硬直化した組織となります。硬直化した組織では環境の変化についていくことは難しい。最終的には組織そのものが衰退していくことになります。

変わらないルール・やり方なんてないんですよね、時代とともに変化していく。私の好きな野球でいえば、私の学生時代は水を飲むな、肩を冷やすな、どんどん投げろ、の時代でした。今は真逆、水分補給、アイシング、球数制限は当たり前。
ルールややり方なんて時代や環境の変化に合わせて、どんどん変えていけばいい。「今」に合わないもの、不必要なものであればやめてしまえばいい。不変のルールややり方なんてないのですから。必要のなくなったルールを一生懸命守っていくことに効果は期待できない、ただただ労力を重ねるだけ。
もしかしたら、今はやりの業務効率化にはIT化よりも、思い切ってルールややり方を「変える」「やめる」、をやってみると思いのほか効果が上がるかもしれないですね!?