こんにちは。今年も酷暑が続いていますね。

さて、最近の経済動向を見ていると、徐々に景気後退局面につながる話題が多くなってきました。来年には東京オリンピックが控えていますが、東京オリンピック後の景気後退については以前から言われていることですね。
その序章でしょうか、そういった話題が出てきているのは。中小企業の経営者の方は今後の経済動向の変化への対応が迫られています。対応できなければ自社の事業存続が危ぶまれますからね。

ただ残念なのは自社の業績が悪化している要因について外部環境の変化に要因を求める経営者がいるということ。景気が悪い、物が売れない、価格が安い、など。いつの時代も同じです、自社の業績悪化を周りのせいにしたくなる経営者が存在するのは。でもそれは言い訳にもなっていません。景気が良かろうが悪かろうが、業績が良い会社は数多ありますし、反対に倒産する会社もたくさんある。自社の業績悪化の真の要因が外部環境にあるというのはレアケースです。あえていえば、外部環境の変化についていけなかったというだけ。業績が悪くて尚且つ経営能力に疑問符が付く経営者の方ほど、外部環境悪化について嘆いている傾向が強いですね。

外部環境の大変化であったリーマンショックや東日本大震災の時に全ての企業が赤字だったのでしょうか?ほとんどの企業が倒産したのでしょうか?
そんなはずはないですよね、そのような大変化があっても好業績を挙げている企業は必ずある。外部環境に要因を求めている時点で思考停止なのですね、経営について考えることをやめている。そんな方が経営している企業が存続していけるとは思えません。

高校野球で甲子園に出てくるチームみていれば自ずとわかります。練習設備が整った有力高校ばかりが出場してくるわけではない。練習環境が悪くても創意工夫で実力をつけて甲子園まで勝ち上がってくるチームは毎年必ずあります。周りの環境が悪いことを嘆くのではなく、その環境でも成果を出すための工夫を必死で考えて実行しているのですね。だからそれができたところは結果が出る。

経営も同じだと思うのです。結果を出すための施策を必死で考えて実行しているか。環境が悪くてもそれを克服するための行動を常にとっているか。業績悪化局面に備えた対応ができているか。それができている企業は存続していくし、できていない企業は淘汰されていくでしょう。創業した企業の10年後生存率が1割程度と言われている時代です。変化に対応できる企業が生き残ります。そのいい例が富士フィルムとコダックです。かつて写真フィルムのシェア争いをしていた2社ですが、市場環境の変化に柔軟に対応した富士フィルムは存続し、それができなかったコダックは倒産してなくなった。

経営者のみなさん、外部環境の変化に左右されないような経営を目指しましょう。難しいことですが、それに向けて不断の努力を行うのは経営者の責務だと思います。
みなさんは富士フィルムになりたいですか?コダックになりたいですか?