「会計事務所から試算表が上がってくるのは3か月後かな?」
「毎月伝票CHECKに来てもらって、先生が試算表を置いていくよ」

よく聞く会話である。

中小企業が自社で試算表を作成することを自計化という。

会計事務所に試算表を作ってもらっている中小企業。
毎月、自社で試算表を作成していて、翌月はじめには試算表が自社のPCで確認できる中小企業。

どちらが、企業としての強さを持って、成長していくかは
はっきりしている。

必要な時に、売上や粗利や経常利益を確認できた方がいい。
今の時代は、毎週のように外的環境が変わっていく。
今、立っているポジションをなるべく早くチェックして次の策を考えなければ
手遅れになってしまうかもしれない。

そうはいっても、中小企業にとって自計化はちょっとハードルが高い。
経理のできるスタッフを募集をしても、今の時代、すぐには見つからない。

会計事務所はそのための支援もしている。
顧問先がスムーズに自社で会計処理が出来るようになるため、
マニュアルなどを準備し、自計化実現のために教えたりする。

しかし、ここにも、ちょっと問題がある。

本来、会計事務所は自分たちが処理するスキルを持っていても、
顧問先に会計処理を教えるためのスキルを持っていなかったりする。
つまり、これは別のスキル。
ここで自計化実現への壁があったということ。

会計事務所は、結果的に、教えるスキルを習得するのをやめ、
顧問先が自計化できるための指導をあきらめ、
その結果、多くの中小企業では、自計化を導入できないままで・・・いる。

自社で試算表をいち早くチェックできれば、
中小企業はもっと強くなれるのに・・・・。

しかし、この自計化事情もちょっと変化してきたらしい。

何が?

時代が進化してきたということ。
この話は、次回で。

次回の記事はこちら
『自計化から自動化へ。』

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