こんにちは、小川です。
ついにイチローが引退してしまいましたね。地元のスーパースターで、同世代(学年でいうと自分がイチローの一つ下)のヒーロー。イチローの高校時代にその存在を知った自分としては寂しい気持ちと共に、改めて経過した年月の長さ・早さを感じて(高校卒業してからもう四半世紀以上過ぎているなんて)ちょっとショック・・・。
イチローが高校三年生時に、夏の甲子園・愛知県大会で打率7割以上を記録した時は衝撃でした(しかも決勝で負けてこの時は甲子園に出ていない)。打率7割なんてドカベンの山田太郎以外ありえないと思っていましたから(若い方はドカベンを知らないのでしょうね・・・)。で、当然地元の逸材を中日ドラゴンズが指名するのだろうと思っていたらオリックスに先に4位指名されるという因果。なぜ指名しなかった中日!と今でも思います(もっと下の順位で指名予定だったらしいのですが)。まあ中日に入っていたら世界のスーパースターになったかどうかはわかりませんが。

そんなイチローのすごいところは記録やプレーもそうですが、常に準備を怠らないというプロフェッショナルな姿勢なのではないでしょうか。ことストレッチに関しては有名で、試合前の入念なストレッチのみならず、試合中においても、守備位置でプレーの合間にストレッチをする、打撃でもウェイティングサークルでストレッチをする、という、最高のパフォーマンスを発揮するために最大限の努力をするという姿勢が、プレーの合間から垣間見えました。これが本物のプロなのだと。この姿勢があったからこそ貫いたからこそスーパースターなのだと。

この姿勢は自分たちの仕事においても見習うべき考え方であると自分は考えています。仕事は段取り8割といわれるように、事前準備が仕事の成果を左右します。では準備とは何なのか?常に先を予測してそれに見合った行動の用意をすることだと思います。事が起きてからでは遅い、事が起きる前に考えられる事象を予測してそれに見合った行動を考えておく、できるものは実行しておく。これができればその後におきた事に対し8割方は対応できるものです。よく仕事のできる人・早い人の特徴のひとつに準備力が挙げられることが多いことから考えても、仕事の成果は事前の準備が左右されると言えますね。

経営という点にフォーカスして捉えると経営計画がそれにあたるのではないでしょうか。経営計画を策定するプロセスの中で、将来を予測しそれに見合った行動には何がベストなのかを検討する。経営計画を作ることが重要なのではなく、このプロセスを経過することの方が重要なのでしょう。何に対してどう対応したらいいのかを考える、これがあるとないとでは業績に与えるインパクトが違ってくるのかもしれません。

日常でも同じことが言えますよね。子供の勉強ひとつとってもそう。ただ勉強しなさいというだけではなく、まずは何をどうやったらいいのかを一緒に考えてあげる=事前準備が重要なのではないでしょうか?何をどうやったらいいのかがわかっていれば勉強もおのずとはかどるでしょう。何をどうやったらいいのかがわからなければ、勉強そのものをやろうとはしないのでしょう。

そういえば自分もコーチとして携わっている少年野球の選手によく言います。守備でまず大事なのは準備、いつどんな打球が飛んできても即反応できるようにいつでも動けるような構えをしておく、それが上手くなるコツだと。構えをしっかり取っておけば大抵の打球には反応できるものです。

そうやって考えていくと何事においても事前に準備をしていくほうが、快適な生活を送ることができる可能性が高くなりそうですね。
イチローの引退を機に改めて準備の重要性に気づかされたのでした。