こんにちは、小川です。令和最初の小川ブログも何の変哲もなくいつも通りお届けします。

さて、今年4月に働き方改革関連法が施行されましたね。この関連法の主な内容については、時間外労働の上限規制、年次有給休暇の確実な取得、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保、などがあげられると思います。一部は中小企業に猶予期間が与えられているとはいえ、どの企業も対応を求められており待ったなしの状況です。
私はこれにどう対応するかがその後の企業の在り方に影響すると考えています。ただ単に休みを取らせる、残業させない、では業務に悪影響が出る企業もあるでしょう。この法律の施行を奇貨(利用すれば思わぬ利益を得られそうな事柄・機会)ととらえて、自社の業務内容の見直しを図ってみてもよいのではないでしょうか?ここで役に立つ考え方が、「ECRSの法則」。
ECRSとは、
E:Eliminate(排除)…なくせないか
C:Combine(結合)…一緒にできないか
R:Rearrange(交換)…順番を変えられないか
S:Simplify(簡素化)…簡単にできないか
以上の4つの考え方を差します。
これは、生産管理における改善方法の考え方の一つで、中小企業診断士試験にもまずでてきます。自分は中小企業診断士受験時には意味合いの頭文字をとって、「ないじゅか」と覚えました。
で、この「ないじゅか」の考え方は結構効果的だったりします。いまやっている業務を「それって必要なの?(E)」「同時にやると楽じゃん(C)」「こっちが先でもいいんじゃない?(R)」「もっと楽な方法で行こうよ(S)」ぐらいの感覚で自社の業務を見直してみる。ポイントはなぜその業務はそうやることになっているのか?という理由ですね。それがはっきり見出せなければその業務は形骸化している可能性が高い。「ないじゅか」に従って業務内容を変えてしまってもいいのではないでしょうか。

働き方改革関連法対応は見方を変えればまさに「奇貨」。業務効率化なくして働き方改革は実現できないわけで、手始めに「ないじゅか」で自社の生産性向上に役立ててみましょう。意外と売上向上につながるアイディアが出てくるかもしれません。