月次財務セカンドオピニオンを依頼した理由は何ですか？

財務コンサルティングから税務申告まで、信頼できる税理士事務所を探しておりました。というのも、時代に合わせて柔軟に経営戦略を考えられる、経営者として安心できる状況に改善したかったためです。私が感覚で儲かっている、儲かっていない、と感じた事とリアルな経営の数字には誤差が生じます。その誤差を少なくして、ある意味、自分の感覚で経営出来る事が大事だと考えています。

どのような取り組みをされていますか？

毎月月次決算報告会を実施しています。経営を管理できるbixid（ビサイド）というクラウドシステムを利用し、経営の重要指標に焦点をあてながら、仕訳の細部までを確認し、自身の感覚と実際の経営の数字の誤差を修正しています。特に、利益とキャッシュフローについては何となく把握していた状況から、しっかり理解出来るようになりました。

どのような変化がありましたか？

自分でも驚くくらい、経営の数字への理解度が高まりました。そして何より自分自身の経営に対する感覚値が向上しました。不安も大きく解消する事が出来ています。その甲斐もあり、どんなときでも、迷わず、悩まず、スピーディーに意思決定を下し、経営資源の最適化に繋がっています。

今後のビジョンを教えてください。

数字の流れが掴めたことで、事前戦略の選択肢が広がりました。例えば、事業を拡大して取り組む、反対に、あえて規模を抑えて、もっとも利益の生まれやすい状況を維持するという道もあります。これまでは事業拡大を重視してきましたが、業界の動向を見極め、今の時代にフィットする事業規模や事業展開を戦略的に考えるようになりました。本業のダクト製造・施工以外にも、海外を視野に入れた別業態の展開も考えています。単に規模の大きい会社を目指すのではなく、景気や情勢に左右されない、強い会社を目指していきます。事業の本質を捉えることが、クライアントへのサービス向上や、スタッフの豊かな生活に繋がると考えています。

泰樹株式会社
神奈川県横浜市都筑区早渕1丁目22-32

業務形態：法人
業種：設備工事業
事業概要：建物に必要な空調ダクト設備を扱っており、商業活性化や住居の安定に寄与。その建物を使う人のことを想い、信頼をモットーに活動している。
設立：2002年10月1日
社員数：33名
インタビュー協力：代表取締役　今井 英樹 様